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牛女がいる!
2013年に放映されたテレビ番組「最新人体ミステリーシンドロームX」で、「腸内細菌が牛の女性」が紹介されました。
「腸内細菌が牛」と同等ということで、紹介された森さんという女性の食生活は「28キロカロリーの青汁」のみ。しかも19年間、毎日1回だけという。
信じられますか?
森さんがこのような食生活を始めたのには、深い理由があったからです。それは、森さんはかつて、脊髄小脳変性症という難病を患っていたそうです。現代医学では治療が難しく、森さんはこの病を克服するために、自分で考えて食事療法を始めたのです。
栄養学って、本当?
栄養学では、人が生きていくためには、1日1,200キロカロリーは必要と言われます。ということは、栄養学という学問上、それと同等以上のカロリーを摂取する必要があります。
もし、栄養学が正しければ、森さんは栄養失調の状態になっているはずです。
ところが、森さんは青汁生活を続けつつ、痩せているどころかぽっちゃりとした体型なのです。
栄養学では三大栄養素と五大栄養素が有名です。炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素の摂取が栄養学の考え方です。
森さんの体は栄養学の理論に一石を投じているところが興味深いです。栄養学は真実なのでしょうか?
驚愕の事実
腸内細菌の権威である理化学研究所の辨野義己農学博士は、森さんの便に含まれる細菌をDNA解析で識別したところ、驚愕の事実が明らかになったのです。
なんと、森さんの腸内細菌は「牛」と同じなのです。
細菌の生息数
分析技術の進歩に伴い生息している菌の種類は増加する傾向があるが、腸内細菌は多数の雑多な菌種によって構成され、一人のヒトの腸内には100種から3000種類の細菌が100兆個から1000兆個の腸内細菌が長さ約10mの腸内に生息しており、重量にすると約1.5-2kgに相当する。出典:WikiPedia腸内細菌
森さんの腸内では牛と同じように、腸内細菌が食物繊維を分解し、タンパク質の材料であるアミノ酸を作っているのです。
人体の細胞は60兆とも70兆とも言われます。腸内には、それをはるかに超える腸内細菌が常在していることになります。食べ物によって、腸内細菌が変わっていくことを考えますと、毎日、何を食べたらいいのか改めて考えさせられます。
世の中、インターネットを含めて、あらゆる情報が飛び交っています。何を信じていいやら・・情報の精査が難しい時代でもありますね。
情報の洪水の中で、常識や学問に囚われずに、森さんはご自分の考えと行動で病を克服されて、健康的な生活を送られています。
本当、ご自分の体で治療と健康を証明されている素晴らしい方ですね。
[森さんの書籍]