美容と健康を考えたら「玄米」がいいですよね。
大抵の電気炊飯器には「玄米モード」が内蔵されています。玄米モードを選択することで、白米より時間をかけて玄米を炊くことができます。
それでも、お米に固さが残る場合、玄米を一晩水に漬けることで、水が米粒に浸透していきます。
それにしても、玄米は白米に比べて、圧倒的な栄養素を含みます。玄米特有の固さを解決できれば、もっと玄米食が見直されるのではと思います。
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お米の栄養素の多くは糠(ぬか)にある
炊き立ての白米は香り豊か。おかずは板海苔や納豆だけでもいいくらい。
しかし、白米は精米過程で「糠(ぬか)」を取り除いたもの。
コメの栄養素の多くは「糠(ぬか)」の部分にあるため、そのまま玄米を炊いた方が栄養素が高いのは確かです。
健康を考えて、生活に玄米食を取り入れようとしても、玄米には特有の食感とクセがあることもあって、苦手な人も多いのではないでしょうか?
3000年のお米の歴史を変えた「発芽玄米」
図書館で調べたところ、1997年9月に「発芽玄米の謎」という書籍が発行されています。そして、2001年に改訂新版が発行されています。
このあたりから、発芽玄米の素晴らしさに注目が集まり始めたと考えられます。
日本人は、約3000年にわたり米を主食として食べ続けてきました。
今まで、玄米が良い、白米が良いといった論争と研究が続いてきました。その中で、玄米を「発芽」させて食べる方法は、お米の歴史上、まだ新しいと言えます。
様々な研究結果から、発芽玄米は日本のみならず人類の食物史上、新しく画期的な食品なのです。
玄米は発芽して変身
玄米を発芽させるためには、水に漬ける必要があります。玄米が発芽するための温度帯は、10℃前後~40℃前後。最適温度は30℃前後ほどと言われます。
玄米から幼芽が1mmほど伸びています。これが発芽した状態。↓
発芽玄米は柔らかい
玄米が発芽することで大きく変わる点は、「お米が柔らかくなる」ことです。白米の消化吸収率は98%、玄米のそれは90%と言われます。
つまり、発芽玄米は、玄米以上の栄養価を98%近く消化吸収できます。
栄養素の変化
玄米を発芽させることで、各栄養素が増加します。これは嬉しいですよね。詳しくは、次をご覧ください。
発芽玄米の特徴
柔らかくて、食べやすい
ギャバ/GABA(γ-アミノ酪酸)を多く含む(白米の約「15倍」)
食物繊維が豊富(白米の約「6倍」)
発芽玄米の豊富な栄養素
- カルシウム成分は白米の約「2倍」
- マグネシウムは白米の「5倍」
- ビタミンB1は白米の約「5倍」
- フィチン酸は白米の「10倍」
- フェルラ酸は白米の「1.4倍」
- ガンマオリザノールは白米の「24倍」
- イノシトールは白米の「10倍」
発芽玄米のGI値(※)は51(白米は84、食パンは91)
GIは、食後の血糖値の上昇度を示す指標です。数値が低い方が血糖値の上昇がゆるやかで、体への負担が少なくなります。
※GI = Glycemic Index(グリセミック・インデックス)
スーパーフード
このように玄米を発芽させることで、柔らかく、食べやすくなり、各栄養素が飛躍的に高まります。発芽玄米は「スーパーフード」と言っても過言ではないでしょう。
発芽玄米は食物繊維が豊富ですから、女性にもピッタリ。白米をおかわりするより、発芽玄米を適量、食べることでダイエット効果も期待できます。
実感、毎日のスッキリ生活
発芽玄米には、食物繊維を多く含む糠層や胚芽が付いています。
ここで、食物繊維の大切さについてまとめてみましょう。
食品に含まれるもので、体内で消化吸収されないものを食物繊維と呼びます。食物繊維には大きく2つに分かれます。
可溶性
ペクチン、アルギン酸、グァーガム、コンニャクマンナン等
不溶性
セルロース、ヘミセルロース、リグニン等
食物繊維は複数の大切な役割があります。
食物繊維のはたらき
- 肥満防止
- 便秘の予防と解消
- 有害物質の排出
- 血中コレステロールを減少
- 血糖値を下げる
- 腸内腐敗菌の活動を弱める
発芽玄米に含まれる食物繊維の働きによって、大腸の運動が活発になり、毎日のスッキリ生活をサポートします。
ダイエットに発芽玄米
発芽玄米はダイエットにピッタリです。
なぜなら、発芽玄米は肥満の元凶である中性脂肪を抑制するギャバ/GABA(γ-アミノ酪酸)を多く含んでいるからです。発芽玄米は白米の約「15倍」のギャバを含んでいます。
体内の脂肪細胞に中性脂肪が蓄積されて「肥満」の原因となります。発芽玄米は中性脂肪を抑制するギャバを多く含んでいますから、肥満予防やダイエットにピッタリなのです♪
あと、発芽玄米は白米の約「6倍」の食物繊維を含んでいます。毎日のスッキリもサポートしてくれます♪
玄米を自動で発芽させて、炊き上げる炊飯器
管理人は2015年に玄米を自動で発芽させて、炊飯できる炊飯器を購入しました。この炊飯器はとても出来が良く、本当に美味しく発芽玄米が炊けます。
炊飯までの流れ
この炊飯器に玄米を入れて炊飯ボタンを押すと、発芽モードがスタートします。最初、炊飯器が玄米に熱を与えて発芽させます。
その後、自動で炊飯モードに入り、発芽玄米が炊き上がるという凝った設計の炊飯器です。購入した炊飯器の主な特徴は次のとおりです。
[特徴1]
炊飯器に軽く洗った玄米を入れます。あとは発芽から炊飯まで全自動です。(発芽時間は季節により2、4、6時間から選択OK。)
[特徴2]
柔らかさ(4段階)と香ばしさ(4段階)を設定できます。(合計16通り)
[特徴3]
炊き上がった発芽玄米は「もち米」のようなモチモチ食感。
[特徴4]
玄米特有のクセがほとんどありません。
[特徴5]
五穀米等と一緒に炊飯して、長時間保温するほど旨味が増します。
[特徴6]
本体から女性の声で操作方法がアナウンスされます。
玄米に「黒米」や「雑穀」を入れると、このように赤飯のような発芽玄米ご飯が炊き上がります。
この炊飯器で発芽玄米を炊くと、赤飯のような食感を楽しむことができますし、玄米特有のクセがありません。
玄米食に興味がある方や健康意識が高い方にとって、この炊飯器はうってつけですね♪
国内10万台の販売実績
国内10万台の販売実績があり、多くの著名人、料理家、美容家、
もちろん、この炊飯器で普通の白米を炊くこともできます。
発芽玄米と白米の両方を生活に取り入れることで、栄養価が高いお米と香り豊かな白米の両方を楽しむことができます。
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