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体に備わっている免疫力
深くは知りませんけど、体のバランスを整えて、元気にすることでしょうか?
「免疫」って、一昔前までは、あまり使われていなかった言葉だと思う。
免疫学の権威、故・安保徹先生が2003年7月に「免疫革命」という本を出版してから、「免疫」という言葉が世間で使われ始めたような気がします。
私は、安保先生の免疫学に感銘を受けたこともあって、随分、先生の本に目を通してきたんだ。
安保先生の「免疫革命」は、100年に1度の大発見とも言われ、人体と病気の関係が明らかにされた革命的な内容と言われている。
免疫革命を読んで、目から鱗が落ちる思いがした。と同時に、後頭部を叩かれたようなインパクトがあったね。
医療業界、そして日本に大きな一石を投じた書籍だったと思う。
人間の体には自律神経があって、これは60兆個もの細胞をコントロールしている神経。自律神経が呼吸や心拍、血圧、体温等をコントロールしているんだ。
この自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスで成り立っています。この2つは、シーソーのような関係。
しかし、人間が精神的、肉体的に強いストレスを受け続けると、交感神経が優位の状態に傾くんだ。
じゃ、ここで交感神経と副交感神経の関係を説明するね。
交感神経が優位
交感神経が優位とは、自動車のアクセルを踏んでいるような状態。
頑張って仕事をしたり、運動している時、興奮している時は、交感神経が優位になります。
副交感神経が優位
副交感神経が優位とは、ゆったりしていてリラックスしている状態。この時、食欲や睡眠欲が高まります。
寝ている時でも、自律神経が呼吸、心拍、血圧、体温を自動でコントロールしているわけで、人体、生命って凄い!
体の免疫力は、高くなることもあれば、低下することもあるんだ。
これには理由があって、もちろん免疫力が高い方が健康で元気。逆に、免疫力が低下すると、病気になりやすくなったり、元気が無くなるんだ。
免疫力を低下させるもの
すると、白血球のバランスが崩れて、体の免疫力が低下する。これが原因で病気になったり、インフルエンザにかかりやすくなったり、精神にも悪い影響を与えるんだ。
もちろん、ストレスが全く無い生活は有り得ません。これは程度の問題で、強いストレスを受け続けることが良くないんだ。
あと、医薬品の乱用や野菜不足、睡眠不足、不規則な食生活、紫外線、そして、怒り、深い悲しみも免疫力を下げてしまう。
免疫力を下げてしまう食品はありますか?気を付けたい食事とか?
免疫力を低下させる食べ物
このブログに食品添加物の特集ページがあるけど、食品を流通させる上で、食品添加物は欠くべからざるもの。
しかし、なるべく体に食品添加物を入れない事に越したことはないんだ。
食品添加物の中で、限度を超える亜硝酸ナトリウムや着色料、人工甘味料には気を付けた方がいいと思う。
現在、使用されている食品添加物であっても、将来的に危険性が確認される可能性はゼロではないんだ。
食品添加物の安全基準は国によって違いがある。日本で使用されている食品添加物が海外では使用禁止となっているものもある。
あと、食品添加物が多いあらゆる食品を食べるということは、数多くの食品添加物が胃に入ってきます。少なくとも、過剰な食品添加物の摂取は体にいいとは言えないんだ。
では、免疫力を高めるには、どうしたらいいの?
免疫力を高めるには?
エッ??? だよね。(^_^)
簡単な方法として、食品添加物が無い、または、少ない体にいい食品を食べて、入浴すること。そして、十分な睡眠をとること。
とにかく、ストレスを溜めないで、解消することが大切なんだ。
他に、マッサージや音楽鑑賞、自分の好きな趣味、軽い運動や散歩、歌を歌うことも体にいいよ。
では、免疫力を高める食品は何ですか?
免疫力を高める食べ物
ニンニクは殺菌効果が非常に高く、効果が期待できます。
ガーリックプレスを使うか、にんにくをすりおろして食べるのがベスト。これにより、アリシンという物質を摂取できる。
あとは、長ネギ、キャベツ、ダイコン、ホウレンソウ、シソ、タマネギ、ニンジン、パセリ、ピーマン、ナス、キュウリ等。
果物では、バナナ、リンゴ、スイカ、ぶどう、パイナップル等。
これらの野菜と果物は、血液中の白血球を増やす効果があると言われているんだ。
なんとなく、分かってきました。
そこから、副交感神経を優位にするためには、ONとOFFを切り替えることが大切。
仕事が終わってからの時間や休日は、意識して副交感神経を優位にするようにしましょう?私もね!
そんなに難しくはないと思うよ。
あと、副交感神経を優位にすることで、若さを保つことができるから、究極の美容法かもね。
じゃ、Mr.さん、お付き合いで飲まれるのはいいですけど、ほどほどでね。
免疫力を高める生活
安保徹先生がしきりに力説していたのは、免疫力を高めるためには、体を温めることなんだ。
風邪をひくと、熱が出るよね?
これは、体にウイルスが入ると、免疫機能が働いて自動的に体温を上げる仕組みになっている。
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体温を上げることで、リンパの白血球やマクロファージがウイルスと戦うようになる。
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タンが出るのは、ウイルスと戦った白血球の死骸なんだ。
免疫機能が働いて、体を正常な状態に戻していく一つの過程なんだ。
入浴や岩盤浴は最高の免疫力を上げる方法なんだ。簡単だよね?あと、散歩することで血流が良くなり、体温が自動的に上がる。
[参考文献]
著者:安保徹「免疫革命」
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コメント
こんにちは!
ランキングから伺いました。
ストレスの多すぎる環境は、やっぱり体にとって良くないのですね。
無しにすることはできませんが、上手に気分転嫁してコントロールするように心がけたいものです。
会話形式、でよう見やすかったです。(^^)
アクセスならびに、コメントありがとうございました。
「ムチン(mucin)」について
学術秘書
池田です。
「ムチン」は、動物性の成分です。
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/mucin/
日本国内でのみ拡散していた、「植物や発酵食品にムチンが含まれる」とする
誤報の(「学術情報」という意味で)大本になっていた情報が訂正されました。
*
食品工業辞典(日本食品工業学会編、昭和54年第1版発行)の用語解説の訂正に
ついて
2020/07/30
当学会の前身である日本食品工業学会編の食品工業辞典の「むちん[ムチン]
」の解説について、現在の科学的知見から以下のように訂正させて頂きます。
(訂正前)
動植物より分泌される粘質物一般をいう。
(訂正後)
動物より分泌される粘質物一般をいう。
https://jsfst.smoosy.atlas.jp/ja/notices/71
では。
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